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考察・問題解決プロセス(3)

原因分析をする。


ということで、まず最初に、原因とは何か。
問題を起こしているもの、ことをいうのが通例である。

それを取り除けば本来のあるべき姿に向かうことができる。

もちろん、あるべき姿に向かうプロセスでも、新たな問題が発生することがある。



教科問題の場合は、問題の所在を知ることができれば、それを取り除く、あるいは解決でき、答えを導くことが可能になる。



つまり、原因分析とは、まずいこと、望ましくないこと「問題」が発生したときに、なぜ問題が起きたかを分析する、つまり原因を探るの

だが、いろいろある(考えられる)原因のうちで、最も可能性の高い原因に絞り込むことをいうのである。

原因を明らかにする。
と同時に、原因を探るプロセス、ベクトルに原因分析の本質がある。


では、原因分析をおこなう目的はなんだろうか。

それは、思いつきでやってしまう原因探しと対策をできるだけ排除するためである。解決に結びつく可能性を高め、効率よく原因究明をし

ようというわけである。
<言うは易し・・・自戒!!>

まぁ、このような原因分析を含めて、本論にはいる前に問題解決プロセス、特にアプローチの仕方につて考えてみたい。

1.偶然型アプローチ
偶然の産物として解決できる場合。
あるいは、自然に任せて、それに従うのだ。自然の成り行きから原因を突き止める、考えていくアプローチという意味では、後述する「無為型」とは違い種類のものである。


2.感性型アプローチ
直感というひと特有の感性からでてくる原因をもとに解決するアプローチである。右脳開発などに代表される原因の追及と問題解決である

。ひらめくことを評価する傾向にあるが、その原因と対策が理にかなったものかどうか疑わしいところがある。
という、開発的な要素を含めた考え方であろうが、自然に頭の中に浮かんできたことを解決手段にする傾向がある。
また、アプローチの仕方であって、その原因が評価されることもあるので、要は、その人の頭の中に浮かんできた知識・スキル・気持ち・

風土などのバックグランドによるところが大きいのである。こうなると、後述する合理的アプローチとまったく重なってしまうので、ここ

では自然に浮かんできたことを本人が合理的に説明できない(できにくい)こととしておきたい。

”自然に浮かんできたこと”という部分で、先の偶発的アプローチに近いものがある。

従来の常識にとらわれない発想ができる。
そういう強みがある。

3.合理的アプローチ
私たちの問題解決はこのアプローチの仕方を言うことが多いのではないだろうか。実際、職場などで研修されたり、業務上の問題解決はこ

こでのアプローチが必要とされている。上司に「ひらめきました!」と言っても、「ちゃんとやってから報告しろ!」と言われるのだ。
科学的アプローチともいわれ、科学的手法で、客観的・論理的に分析することで原因を突き止める。
客観的であるために多用されるのが数式などを用いて原因特定したり、要因の関係の有無を調べる統計的手法などである。これらを使うと、式が正しいのであれば、その結果を受け入れることになる。
また、合理的アプローチには、原因を特定するための科学的手法を駆使するので、科学的である以上再現性が重要視される。
ここから仮説やあるモデルができ、原因を特定するに足るプロセスをたどることができるのだ。

合理的アプローチは、実証主義、還元主義などと深く結びつき(私は詳しくはありません。)、他のアプローチ方法を駆逐していったのだと考えています。まぁ、それほど強力な武器であったことは間違いありません。

この合理的アプローチには、確認のバックグラウンド、ポテンシャルのレベルの問題があるので、直感的に科学的分析を行うことを考えると、感性的アプローチに近いものがありそうだ。

4.無為型アプローチ
つまり何もしないということ。
これもアプローチとしてはありということだ。

<上記の題名は、G・ナドラー、日比野省三著「ブレークスルー思考」ダイヤモンド社刊からの引用。>


ということで、私たちはどのような問題分析をしているのかを見てきたが、具体的な分析についての手法を次回述べたいと思う。

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考察・問題解決プロセス(2)

■原因を分析する。■


問題があるから解決する。
単純にいえばそういうことだ。


問題を作って、その問題を解決するひとはいない。
まぁ、自らトラブルを作ってしまった!ということはあるけども・・・


このような「問題」についてはすでに定義されている。

それは、

■あるべき姿■ と ■現実■ との「差」

だ。


私たちは、日常的に計画を立て、それを実行する。計画を立てたんだけど、何か「問題」があって、ここまでしかできなかった、そういうことはよくあるのだ。
このときの「問題」は、計画を遂行するための障壁である。


・ここまでしかできなかったレベル・・・現実

・計画時点でのあるべきレベル ・・・ 目標


この差を「問題」というのである。
品質保証の立場でいうと、「品質」と定義されることもある。


そして、現実から目標に至るプロセスを「計画」というのである。

「問題」「品質」は両者の差をいい、その差を縮めることを「計画」「改善」と考えればいい。




私たちの日常は、大小あれたいていこのあるべき姿と現実との差を縮めるための品質活動であるといえるのだ。



だから、問題を解決する。品質を改善する。

これを実行するための日常では、問題となる「原因」がどこにあるのかを知らなければならないのだ。



したがって、このステップ(原因を分析する)のキーワードは、why(なぜ?)ということになる。



ところで私は、子ども達(保育園生~高校生)に学習を教えている。

問題を解くことで、その子が理解しているかどうかを判断することができるので、ひととおり説明すると問題を解く、あるいは説明したことを発言することで「言語化」する。
自分の言葉としてイメージすることが重要なのである。

問題解決、と大げさになってしまうが、学校での教科学習では与えられた問題を解くことで実現できる。
問題とは、その問題文そのものなのである。

すでに設定されている問題について、問題を解くときは、定義でいうところの「あるべき姿」とは”答え”である。
あるいは、”答え”とともに設定されている問題(つまり、問題+答え)ということになる。あるべき姿をイメージできれば、答えを導くことは容易である。

一方、問題から発生する原因がわからないときは、どのベクトルに進んで良いのかわからず、答えを導くことはできない。
いずれの場合でも、問題が問題であるべき原因を突き止め、計算や知識、スキルなどを使って解決していくことに他ならない。


私が子ども達から得たものは、上記の例でいえば、どのベクトルに進むのかを決定づける因子はなにか、ということだ。
それは、●●●●にある。(これはけっこう重要なことなので皆さん考えてもらいたい、当たり前のことばだけどね。)

●●●●を経由しながら、問題解決プロセスを使って解決する(答えを導く)。

この経験から、問題を解決するプロセスをより一般化して考えようとしたのが、このアーティクルである。

まず最初は、問題が出現した「原因」とその「分析」から考える。

問題解決は、学ぶのこころ塾で!

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