忘れました・・・

あれもこれも・・・いろんなことをしなければ、と考えていると前のことが頭の中からなくなっていることがある。

いままでは会社生活(サラリーマン生活)で、自分が思ったり考えたこと、会社の方針に沿った業務は、幅はあるにせよグループでの推進が多かった。チェック機能もあるが、一定の幅の業務を自己完結的にしておけばそれなりにすむのであった。

でもね、独立するとそうはいかないよね。
ぜんぶ一人でしなければならない。最後の報告だけ聞いておこうか、なんて悠長な殿様商売はできない。「う~ん、困るね、○○君。ほんとにわかってやってるの?」なんて、言いたいけど、今はだめだね。

ぜんぶぼくの責任でやらなくちゃ。

なかなか前に進まない。いろいろやりたいことはあるけど、こつこつと、の世界である。
それで、興味が出てきたり、こんなことをやらなくちゃ、が先に出てくると、今の仕事はあとまわし。結局忘れてしまい、締め切り仕事にもどるのがむつかしくなったりして・・・

でも、これはけっこう楽しい。
上司がいたら、苦言のひと言がくるに違いない。
「計画的に仕事をしなさい。」なんてね。

ところで忘れ防止のやり方もある。

外出したあとで、コタツの電源をきったかな?なんて考えることがある。外出するときにかならずする行為が特にしたかどうか不安になってくるのである。
いつも当たり前のようにしていると、ふと不安になる。
実際に自分がした経験なのだから、体は記憶しているに違いない。でも、あたまの方の記憶は定かではないのだ。

外出する前の自分の行動を巻き戻しながら記憶をたどっていくのだが、体が覚えているはずの動作が、”コタツの電源を切る”か”コタツの電源を切らなかったか”のところでぷつりと切れてしまうのだ。

う~ん、わからない。ぼけたかな?と感じてしまうのである。

こんなときは、自分の動作を”ことば”にしながら動くのである。
コタツの電源を切って外出しなくちゃ、と思っているときは、「さぁ、こんどはこたつの電源を切る番だな。電源はテレビのしたにあるから、さぁ、いまから切るぞっ。・・・・・よし、切った。これでいいな。」なんて口に出しながら(つまりひとり言)動作をするのだ。

動作と言葉が一致しているので、経験した体の記憶と発したことによる言葉の記憶がつながっている。
「あ~そうそう、外出する前にこんなことをしたな」とすぐに思い出せるというわけだ。

よく会社ではやっているね。JRの指差呼称、生産現場の確認のための呼称「よしっ!」なんて、ぜんぶこのための動作である。
体と言葉をつなげることによりミスを減らすために使われている。

自分の動作を確実にするために有効である。

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